こごまのままに

愛犬が教えてくれる幸せ ~強迫性障害とともに生きる~

『経験した本人にしかわからない。』もう、わかってもらわなくたって大丈夫!

妹が先日、側弯症という背骨の病気の手術をしました。

現在も入院しています。

www.cogomama.com

↑前回までのお話。

 

今は貧血がおさまり、傷もよくなってきました。

でも今度は、足の痛みと闘っているようです。

今まで背骨が湾曲していた影響で潰れていた神経が、いっきに解放され、驚いている状態だと。

慣れるまで時間がかかるようです。

 

でも、コルセットが完成して、歩行補助器具を使用して歩くことができるようになりました!

足がすぐ痛くなってしまうので、長時間は歩けませんが。それでも2週間前には考えられなかった光景です!

 

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こごまお兄ちゃん起きて!妹ちゃん歩いたってよ!

 

妹も本当に明るくなり、今は前向きにリハビリに励んでいます!

寝たきりの状態から、自分の力で動けることが、本当にうれしいみたい。

 

よかった、よかった☆

 

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今ならわかる

 

傷の痛みと、体の熱さと、具合の悪さと闘っていた頃。

身動きが取れず、寝たきりの妹が放った一言。

 

「私、たぶん今、おばあちゃんより、おじいちゃんの気持ちがわかるよ。」と。

 

祖父は亡くなっています。

何度も入退院を繰り返していました。

 

家に帰って来れても、夜中に幾度となく祖母を起こし。

父や母の介護は拒んだと言います。

その為、寝不足で、体をこわしてしまった祖母。

このままでは祖母が…。

やむを得ず、祖父は施設に入ることになりました。

 

でも、一人施設で過ごすことに、祖父は憤りを感じていたようです。

きっと、寂しかったのだと思います。

 

亡くなる前にも体調が悪化し入院。病室で息を引き取りました。

 

その亡くなる少し前に、お見舞いに行った妹。

「おじいちゃんに、にらまれたんだけど。」その時はそう話していました。

なんならちょっとキレ気味に…。

 

でも、今なら祖父の気持ちがわかると。

 

「おじいちゃん、あの時相当具合悪かったし、キツかったんだと思う。そりゃにらみたくもなるよ。夜中に何度もおばあちゃんを呼んだのだって、一人で不安だったんだんだよ、きっと。」

 

そう話していました。

 

経験した本人にしかわからない

 

ツラさや苦しさ、寂しさ。

やっぱり、経験した本人にしかわかりません。

 

私は小学生の頃から、強迫性障害とうつの症状に苦しんできました。

正直何度か、「終わりにしたら、楽になれるかな…。」なんて考えてしまったこともありました。

 

その一つに、誰にもわかってもらえないという気持ちも少なからずあったのだと思います。

 

先の見えない出口をずっとさまよっているような。

わからないけど、理由のない不安が襲ってきたり。

強迫性障害の症状が止まらなくなり、パニックになったり。

 

話したところで、目には見えない。わかってもらえない。

だから、ツラくなるだけ。

 

もしかして、「こころが弱いだけじゃない?悲劇のヒロインを演じたいわけ?もっとがんばれよ!」なんて思われてるんじゃないか?

私はやっぱりダメなやつなのかな…。

と、周りの目が気になったり、ネガティブになったり、不安になったり。

 

かといって、同じ病気でもないのに、

「わかるー、つらいよねー」なんて言われた時には怒りが湧いてくる。

 

「そんな簡単にわかるなんて言わないでよ!あなたにこの苦しみなんかわかるはずがない!しったかしないでよ!」そんな風にこころのなかでキレて。

 

わかって欲しいけど、そんな簡単にわかって欲しくない!そんな、とっても面倒くさいヤツでした。笑

 

 

でも、私は、私が経験したツラさがわかっても、妹や祖父が経験したツラさはわかりません。

やっぱり、経験した本人にしかわからないのです。

 

でもこの、『経験した本人にしかわからない』。

この言葉を知っているだけでも、だいぶ楽になれます。

 

わかってもらえない。そうじゃない。

経験した本人にしかわからない。

だから、わかってもらえないことで、

ツラくなったり、ネガティブになったり、不安になったりする必要はない。

 

わかってもらおうと、必死に努力する必要だってない。

 

わかったふりされたって。

経験した本人にしかわからない。

だから、憤ったり、イライラする必要はない。

 

きっと、元気になって欲しくて言ってくれた、優しさだから。

 

そう思えることができたら、

もう自分を否定する必要もありません。

誰に何と言われようとかまわない。

そのままで、自分のペースで、こころのままに生きていけばいい。

 

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誰に何と言われようと、僕たちは兄弟なのさ!

 

そして、自分と同じ経験をしている人の、一番の味方になってあげればいい。 

 

経験したからこそ、優しくできる

 

妹はこうとも話していました。

「今まで、人に優しくできてこれなかった。でも今回入院して、先生や看護師さんがみんな私のために来てくれる。友達や職場の人もみんな心配してくれている。もう、これからは、もっと優しくしようと思うよ。」と。

 

そして以前は「家族に情がない」と話してもいました。

でも、入院中。家族が誰かしら毎日会いに行って、身の回りのフォローをしたり、おしゃべりしたり。

それが、妹にとって、だいぶ支えになっているようです。

 

素直じゃないから、感謝の気持ちを伝えることが苦手な妹。

でも最近、「ありがとう!」と言ってくれるようになりました。

 

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いつも遊んでくれてありがとう!

 

病気じゃなくたって、きっと誰しも悩んでいたり、苦しんでいたり、ツラい経験をしているのだと思います。

それも、どんなに寄り添ったって、本当のツラさは、経験した本人にしかわからないこと。

 

でも、自分が経験したことで、人の優しさにふれたことだってたくさんあるはず。 

 

 

ツラい経験、苦しい経験。

からだだって、こころだって。

 

それを知っているからこそ、優しく生きていけるのではないでしょうか。

 

でも、人はすぐに忘れてしまうもの。

 

だから、ツラさ苦しさは忘れても、

いつまでもこの気持ちだけは忘れないようにしたいものです。

 

 

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こごまま